白桜だより

届けたいこと、遺したいこと

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10月 

5:51am


朝靄電線



雀鳴く
十月 しののめ
浅葱色



先日、都内のとある商店街の小さな文具屋で買い物をしました。
私の行動範囲内にあるお店なので、これまでもちょくちょく訪れているのですが、
老夫婦が経営されています。

いつも通り HI-TEC 0.4mmの替芯を、数本まとめてレジに持っていって
今日は奥さんの方に会計をしていただいていたら、
レジの後ろで、旦那さんがにこにこしながら家電話で会話をしているのが視界に入って、
ちょっと耳をそばだてていたら、

「うんうん、ほおー、なに、プ○キュア?うん、買ってもらったの~」

ぁー…お孫さんかな。
とてもにこにこしながら嬉しそうにお話されていて、
わけもなく、無意識のうちに、ほほえましい雰囲気を感じました。

会計を終えると今度は奥さんのほうが電話を換わって。

「そぉ~、あらぁ、うーん、よかったねぇ~」

その言葉に調和するように旦那さんが
ありがとうございました、と、買い物客の私を見送ってくださいました。

きっと私の顔は覚えていらっしゃらないと思っていますが、
初めて買い物に来た時に、必要な文具を多めに買ったら
「勉強道具たくさんだねぇ」
と、いっぱい買ってくれてありがとう的な気持ちのこもった
声をかけてくださったのが、何気ない一言なのだけれど、
ちょっと気恥ずかしいようで、なんだか私には嬉しかったのでした。

それ以来、なんとなく文具を買おうと思うと
そのお店に足が向いてしまう気がします。
予備校生活が終えるまで、ひそかにさり気なく、お世話になることでしょう。

長生きしてほしいな…
お孫さんとお幸せに…

なんの関係もない買い物客は、帰路で独り思わずにはおれませんでした。



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