白桜だより

届けたいこと、遺したいこと

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夜明けのオリオン 

☆2011-0924 オリオン座

2011.9.24


夜明け前。
部屋の中もまだ暗い午前4時40分。
窓から流れ込む、急に秋めいた冷たい空気。

眼が醒めて、気がつくとベランダに出ていました。
真正面の南の空の中央、まっ先に網膜に映りこんだのは、オリオン座。

次に気づくと、
宝もののイチデジカメラで星座を撮っていました。



幼い頃、原因不明の視力の低さで眼鏡をかけても視力が矯正されず、診断もつかない頃がありました。
成長して幸い、今は問題なく、眼鏡やコンタクトで正常に視力が上がるようになりましたが、
当時、星はほとんど見えず、ましてや星のきらめきを知る由もなく、
個人的にはプラネタリウムや星空鑑賞会は、ただ暗いだけでこわいものでした。

小学校に入学するまでは視力の低さに気づかず、自分の視界も周りと同じと思っていたので、
なぜみんなは真っ暗な空を見上げて楽しいのだろう・・・? ずっとそう思っていました。


けれどそんな私にも。
かろうじて初めて確認できたのが、オリオン座。
(ひょっとしたら心の目が見せていたのもしれませんが)
その分かりやすい形と明るさで、私の眼に映る夜空に唯一存在する星座となりました。



オリオン座だけは、私にも分かる!

周りと楽しみを共有できずに内心、アウェーな気分で消沈していたとき
その星座だけは見捨てないでいてくれたような気がして、特別な親近感を抱いたのかもしれません。



他の星座が見えるようになった今でも、オリオン座が一番好きな星座です。


☆2011-0924 オリオン座

うっすらとですが、中央にオリオン、左下にシリウス。 下の星図と比較するとよくわかります。

2011年9月24日 午前5時 観測地:東京 南の空

20110924 0500amTokyoSouthSky

画像: Stella Theater Lite (フリーの天文・プラネタリウムソフト) 
http://www.toxsoft.com/sswpro/lite.html より


オリオン座

 学名: Orion
 略符: Ori
 英名: Orion, the Hunter
日本名: オリオン

・冬の星座
・トレミー48星座のひとつ 
   ※トレミー星座: 2世紀の天文学者クラウディオス・プトレマイオスが定めた48個の星座。
   ※トレミーとはプトレマイオス(Ptolemy)の英語読み。
   ※プトレマイオスは主著『アルマゲスト』で天動説を提唱した。
   ※トレミーの定理: 円に内接する四角形の対辺の積の和は対角線の積に等しい
・冬の大三角形=オリオン座のベテルギウス+こいぬ座のプロキオン+おおいぬ座のシリウス
・ベテルギウスは冬の大六角形の中心
・ベテルギウス、リゲルは一等星

           ☆メイサ/ヘカー
            Meissa/Heka
             光る星

 ★ベテルギウス             ☆ベラトリクス
  Betelgeuse               Bellatrix
  巨人のわきの下              女戦士


    ☆アルニタク ☆アルニラム ☆ミンタカ
     Alnitak    Alnilam   Mintaka
      帯     真珠の帯   巨人の帯
 

  ☆サイフ                 ★リゲル
   Saiph                  Rigel
    剣                   巨人の左足

・中央の三つの星は「三つ星」(Orion's belt)、三つ星の下に縦に並ぶ星は「小三つ星」とよばれる。
・小三つ星の中央の星はオリオン大星雲(M42)

・ギリシャ神話: 
   オリオンは海の神ポセイドンの子であり、ギリシャ一の狩人。
   オリオン座の神話にはいくつかあるが、なかでも
     ①オリオンの傲慢さに怒った母ガイアが送った大蠍に刺されて命を落とす
     ②オリオンとアルテミスの恋仲に不満をもつアポロンに騙されたアルテミスに誤って射られて命を落とす
   2つの話が有名である。
   いずれの神話でも共通してオリオンは命を落とし、天に上げられて星座となっている。

・三つ星を象徴しているといわれるもの:
   エジプトのギザの三大ピラミッド
   日本の毛利氏の家紋 (一文字に三ツ星)
   日本の住吉三神
       アルニタク: 底筒男命 そこつつのおのみこと
       アルニラム: 中筒男命 なかつつのおのみこと
       ミンタカ : 表筒男命 うわつのおのみこと

・源氏星と平家星:
  岐阜県の方言で、星の色と旗の色をもとに、ベテルギウス平家星リゲル源氏星 と呼ばれていたことを
  1950年に野尻抱影が報告して以来、この和名が一般に浸透した。
  しかし2005年に北尾浩一が、本来は ベテルギウス源氏星リゲル平家星 と、
  星の色と旗の色がくいちがっているのが正しいと発表。
  これは野尻抱影の著書における、1956年ごろの村の古老がこのように証言していた、という記録にもとづく。
  なぜ、星の色と旗の色が対応していないのかということに関しては、
  実際、西美濃では「赤は源氏の色」と広く伝えられていたこともあり、
  平家が自分達が平家と知られたくないために敢えて反対に伝承された、と民俗学的に考える説がある。

・星の色の違い=星の温度の違い。これを天文学では「スペクトル型」の違いという。
 温度が高いほど青白く、温度が低いほど赤くなる。



☆IMG_8274

以後、およそ30分のうちにみるみる変わる空。


☆IMG_8286



☆IMG_8298


☆IMG_8306


ミルクを溶かしたようなやさしい空に、猫の爪の月がやわらかく浮かんでいました。





さいごに。

 4年間使った携帯が寿命になって、6月に携帯をスマートフォンに変えてから、
 いろいろなアプリが重宝していますが、星座関連でひとつ。
 「Star Chart」というアプリが素敵です。(Androidマーケット)
 空にかざすとGPS機能などにより、自分がいる位置の星座を映し出してくれます。

 以前、夢見ていたものが現実に存在して驚いています。。




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